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S.Aさん[2年生]

Q1 九州大学芸術工学部 音響設計学科を選んだ理由を教えてください。

僕は高校の時に吹奏学部に所属していました。その頃、音楽の魅力に目覚めました。僕は得意科目が物理、化学、数学という完全な理系でした。そのため、進路を考えるときに、理系の知識を活かしつつ音楽に携わるにはどうしたらいいかと悩んでいました。そんな時、部活のOBの先輩の先輩と話をする機会があり、その先輩がこの音響設計学科の卒業生の方でした。その先輩の話を聞いた時に「今の自分にはここしかない!」と思ったのがきっかけです。

Q2 どんなことを学んでいますか?

一年生の時と比べて、二年生では、音楽演奏実習や聴覚心理学、音響理論や信号理処理など、専門科目の幅が広がり、わくわく(ドキドキ?)します。大学では、きちんと勉強しないと「単位」が取れないことも学びました。

Q3 キャンパスライフで楽しい、あるいは大変なことは?

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何といっても楽しいことは、友達との交流です。音響設計学科では、授業が終われば皆で昼食を食べに行き、クラスコンパで河原にバーベキューに行き、時には旅行に行き…と、学科内の友情を深める機会がたくさんあります。
何といっても大変なことは、「単位」を取ることです。高校生の時と違い、授業の内容は専門的になり、学年が上がるにつれてレポートの枚数&字数は数を増し、試験の問題そのものを理解することが難しいこともあります。そんな大変な状況です。“優しい”先生方のご指導と、各自の努力で、「単位」を取っています。

また、サークル活動での学びもキャンパスライフの醍醐味の一つです。僕は、いくつかのサークルに所属しています。その一端を紹介します。
オーケストラサークルでは、楽器の演奏技術や実際の演奏の中で楽典について学んでいます。また、芸術工学部には、TRPというサークルがあり、そこでは録音機器の使い方やライブでのSR音響技術[※]について学んでおり、授業にはない実践的な活動を通じて、充実したキャンパスライフを過ごしています。

※web担当者注:コンサート会場などで、音楽を観客に届けるための音響技術。広く日本では「PA(Public Address)ピーエー」の語が用いられていますが、近年、特に海外の専門家の間では「SR(Sound Reinforcement)エスアール」の語が用いられるようになってきています。

Q4 将来の野望を教えてください。

野望は、「感性を理論で超えること」です! みなさんの生活をとりまいている音楽は一部の才能あるアーティストによって作られたものです。僕には残念ながら、アーティステックな才能は十分ではないようです。しかし見方を変えれば、音楽も空気の粗密波、すなわち物理現象です。こんなバリバリの理工系の僕でも、物理現象という観点を利用して、魅力ある音楽を制作できることを見せたいと思っています。つまり、音楽制作への理工系的なアプローチに挑戦することです。

Q5 九州大学芸術工学部 音響設計学科を目指す人へのメッセージ

音響設計学科は今までにない経験・価値観・技術・知識・出会い・感動・衝撃・友情・努力・栄光など、プライスレスな何かをたくさん得ることができます! 何より僕が待っていますよ!!

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